2018年9月のブログ記事

  • ヤマト王権の始まりの国 3-1

    第二章 邪馬台国とは 一 大倭王が居し、卑弥呼が都する国  後漢書によれば、大倭王は邪馬台国に居する。魏志倭人伝によれば、邪馬台国は卑弥呼が都する所である。女王は倭国の王であるから、時代の差はあるが同じことを言っていると思われる。  卑弥呼は、ヒミコ又はヒミクという倭の言葉を漢字にしたものである。... 続きをみる

  • ヤマト王権の始まりの国 2-1

    第一章 「狗奴国(拘奴国)」とは 一 狗奴国か拘奴国か  後漢書に登場する倭の国の名は、邪馬台国、倭奴国、倭国、女王国、拘奴国である。拘奴国の名が登場するのは特別視されていたからだと考えられる。魏志倭人伝には、倭の女王卑弥呼に属する国が多数挙げられているが、狗奴国と卑弥弓呼は特別である。南方の侏儒... 続きをみる

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